さて、今日のお話の主人公は・・・
『なじみのスナック』の開店当時から、働いていた女子大生のおねぇちゃんです。
名前は、ようこと言いました。
(*_ _)人ゴメンナサイ
芸能人には例えられないや・・・
それは、『なじみのスナック』が、移転して3ヶ月が経過した頃でした。
その日は大濠キング1人での、出陣でした。
『なじみのスナック』は、相変わらずの盛況ぶりです。
移転前からの常連は、カラオケを歌いませんが・・・
移転後からのお客さんは、ガンガン歌っておりました。
忙しいこともあり、大濠キングのお相手はようこがメインになりつつありました。
ようこ 『じつは、相談にのって欲しい事があるとけど・・・』
大濠キング 『ん?どがんしたね?』
ようこ 『店では話されんけん、昼に会えん?』
大濠キング 『よかよ。』
そして、2日後に喫茶店で会うことになりました。
大濠キング 『そいで、どげんしたとね?』
ようこ 『じつは、店ばやめようと思うとさね。』
ようこは佐賀県出身で、長崎の女子大に通っている。
1人暮らしの生活費のために、はじめたはずのバイトではあるが・・・
かなりの酒好きと話し好きのため、趣味と実益を兼ねたものであった。
ようこの言い分はこうである。
1. 移転前の『なじみのスナック』は、雰囲気もよくかなり楽しく働けた。
2. 移転後は相当忙しくなった。
3. 女の子の数が増えたため、その指導・育成まで自分の役割となった。
4. 大好きだったはずのママが、いつしか経営者となり徐々に意見の対立が出てきた。
5. バイトの自分に、たくさんのことを求められても困る。
まあ、要約すると上記の内容である。
大濠キングの回答としては、我慢して頑張ることを勧めた。
しかし、ようこの決断は『辞め』であった。
ようこが『なじみのスナック』を辞めてから、2週間後に師匠と大濠キングは来店した。
いつもなら何時間でもいるのに、その日は1時間ほどで店を後にした。
師匠の顔を覗き込む・・・
少し寂しそうな顔だった。
大濠キングも同じである。
・・・まるで、違う店になってしまった。
うるさいだけの、カラオケ・・・
愛想笑いだけの、おねぇちゃん・・・
行き届かない、サービス・・・
残念なこと、極まりない。
カラオケの導入も、おねぇちゃんの増員も『ママの経営者としての決断』である。
その決断は、経営者としては間違っていない。
しかし、お客からしてみると間違っていたのだと思う。
それから、師匠と大濠キングが連れ立って『なじみのスナック』を訪問する回数は、激減した。
それから、1ヶ月ほどたったある日、ようこからメールが来た。
新しい店が決まったので、来てくれとのことだった。
大濠キングは、1人で行ってみた。
店の雰囲気は、かなり暗いイメージで金額も『なじみのスナック』より高かった。
ようこは、大濠キングのとなりに座ると・・・
ようこ 『来てくれてありがとう。』 『すごく、うれしい。』
この言葉を、何十回となく大濠キングに言ってきた。
酔っていたのかもしれないが、帰るまでの90分間・・・
ずっと、この言葉を繰り返し言い続けた。
それだけで、ようこの口からは『なじみのスナック』に関する話は、一切でなかった。
おそらく、ようこは後悔しているのだろう。
そして、心細かったのだろう。
『来てくれてありがとう。』 『すごく、うれしい。』
・・・繰り返しながら、やがて涙を流し始めた。
/(-_-)ヽコマッタァ
初めて来たお客が、女の子を泣かしてるように・・・店じゅうの目が、大濠キングに注がれている。
大濠キングは、悪い事してないのに・・・
やがて、セットの時間終了を知らせるオシボリが出てきた。
ようこ 『来てくれてありがとう。』 『すごく、うれしい。』
といって、大濠キングを見送ってくれた。
ようこは、『また、来てね。』とは言わなかった。
いや、言えなかったのかな?
大濠キングは、微笑んでうなずくと帰っていった。
その後、ようことは会っていない。
しばらくして、大濠キングは『なじみのスナック』を訪れてみた。
そこには、ママが1人でイスに座っていた。
明日は、『師匠と先生 それぞれの道』です。
お楽しみに!
コメント (1)
ノゥォーーーーーーオォオォオォ(ノ゚Д゚)ノヽ(Д゚ )ノヽ(゚ )ノヽ( )ノヽ( ゚Д)ノヽ(゚Д゚)ノオォオォオォ
どうなるの?!!!
どうなるのっ???!!!!
どうなるんですかぁ!!!?
かぁっ!!??
きになって眠れない!!!
(*≧皿≦)(*≧皿≦)(*≧皿≦)))
Posted by: ぽん | 2006年8月28日 19:32
日時: : 2006年8月28日 19:32